再発・合併症
◎再発
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子宮筋腫はどのような治療をうけたとしても、子宮が残っている限り筋腫が再発する可能性があります。
西洋医学による薬物療法では一時的に症状が改善されますが、治療で使われるホルモン剤は長期使用ができず、治療を中止すると再び筋腫が大きくなり、もとの症状になります。
また筋腫核手術で筋腫のみを取り除いても、筋腫の芽を完全に取り除くことは難しく、再発の可能性は消えません。
閉経の近づいた40代ならともかく、20代、30代で子宮筋腫を治療しても、その後閉経までの長い期間女性ホルモンにさらされることになります。
そのため筋腫が再発して大きくなる危険性は高く、特に複数の筋腫があった女性は高い確率で筋腫が再発します。
再発した場合の再手術で筋腫だけを取り出すことは困難で、ほとんどの場合子宮全摘出手術を受けます。子宮全摘出の後には筋腫で悩むことはなくなります。
漢方や他の代替療法も治療効果がありますが、これも症状は改善するものの、筋腫自体が消失するものではないため、再発する可能性はあります。
しかし、これらの療法は辛い症状の改善とともに、体質を改善して筋腫を再発しにくくすることが目的の一つです。
体に負担の少ない治療で子宮筋腫の治療を望む人には適しています。
現在の医療では子宮を全摘出しない限り再発の可能性はなくなりません。
子宮筋腫は辛い症状を治療によって緩和して、閉経までの間根気よく付き合っていく病気です。
◎合併症
子宮筋腫で注意すべきことの一つに合併症があります。
子宮筋腫はそれだけで辛い症状が表れることがありますが、他の病気や症状と重なってさらに深刻な状態になります。
よく見られるものは子宮内膜症との合併症です。
子宮内膜症とは子宮以外の場所に子宮内膜ができる病気で子宮筋腫と同様な症状が出ます。
子宮内膜症の中でも特に子宮内膜の組織が子宮筋層内にもぐりこんで増殖してしまうものを子宮腺筋症と言います。
子宮腺筋症との合併症は筋腫を持っている女性の30%~40%に見られるようです。
30代後半以降の女性に多くみられる病気ですが、最近では妊娠、出産経験のない若い女性にも見られます。
まれに卵巣嚢種や子宮内膜症などを併発する例もあります。
放置すると生命に関わることもあるため、体調の異変を感じたら早めに受診しましょう。
また、子宮筋腫を持ったまま妊娠した場合、流産や早産、胎児発育遅延などの合併症を起こす可能性が高くなります。
妊娠すると筋腫は経過とともに大きくなり、子宮内腔を圧迫したり卵膜を刺激します。
そのため子宮は収縮をおこしやすくなったり、破水しやすくなり、早産や流産を引き起こします。
子宮筋腫と胎盤の付着している部位にもよって妊娠への影響の度合いは異なり、全く影響せずに通常の妊娠経過をたどることもあります。
子宮筋腫との合併症では単独の場合よりも治療方法が制限されることがあり、医師と相談の上で慎重に選択することが必要です。
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