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⑦2013年2月 大阪I会病院 MEA手術日

医誠会病院婦人科入院当日 2013年2月某日

わたしは地方から大阪に前泊して、術前検査したので、当日の朝がゆったりとできました。自宅から当日行くとなるとすごく早起きして行かないと間に合わないので、精神的にも余裕がなくて、慌ただしくしそうだったから、前泊して良かったですね。

当日は朝10時に1階の会計へくるように言われ、当日朝の7時まで食事は可能でしたが、消化のよいやわらかいうどんとか、おかゆとか胃に残らないものがよいみたいです。

絶飲食の理由は胃の中に食べ物がはいったまま麻酔にかかると食べ物が逆流して肺の中に入ることがあり、肺炎などの合併症を起こしてしまう危険があるからです。必ず指定された時間からは食べたり飲んだりしないように守るようにしましょう。

私の場合は朝食はほんの少しパンを食べて・・・あまり、食欲も無かったので。

水分(お茶、水、スポーツドリンク)は当日の10時まで可能であとは絶飲食でした。

常に服用しているくすりのある人はあらかじめ病院に知らせておくように言われました。

当日は入浴できないので、入浴、洗髪は入院の前に済ませておくように、身に付けているものはすべて外しておくように指示がありました。(時計、アクセサリー、めがね、コンタクトレンズ、入れ歯、化粧、マニキュアなど)補聴器は手術室内で外します。

私はノーメイクで帽子を目深にかぶって病院へ出かけました。あとマスクでもすればノーメイクの顔をさらすこともありません。まあ別に気にしなくて誰もみてないとは思いますが・・・あとで考えたら入院して手術まで時間がかなりありましたから、病院についてからメイク落としてもよかったのかな??

入院時にいるものは、保険証、承諾書、スリッパ(100均の安いもの買って、退院の時に捨てて帰りました)、着替え(下着、パジャマなど)パジャマは100円でレンタルもできましたが私は1泊なので持っていきました。タオル、バスタオル、ティッシュ、洗面用具、いつも飲んでいる薬とお薬手帳、お箸、割れないコップ、ナプキンなどです。

私は朝食をすませて入院し、午後に手術して次の日の午前中には退院のコースでした。

個室希望でしたがいっぱいで大部屋になってしまい、婦人科だけの患者だけでなくほかの診療科の患者とも一緒でした。なんだか患者がいっぱいで夜も患者が騒がしくて、雰囲気があまりよくありませんでした・・・まあ、実質1日もいなかったのでたいして気にはなりませんでしたね。

手術は午後2時より開始予定となり、1時間前に手術着に着替えて点滴が始まり、手術室に入ると全身麻酔をかけられるので記憶はなし。10時に入院して午後1時まで特にすることもなかったのでひまでした。絶食なので昼ごはんもないし・・・浣腸や剃毛はありませんでした。

前日の説明では、全身麻酔をしてから、手術部位の消毒、子宮鏡と呼ばれるカメラを膣から挿入して子宮内を観察し、がんなどをないことを確認します。そのあと、子宮内へ直径4mmの金属の管を挿入し電子レンジと同じマイクロ波を子宮内膜に照射します。いずれの操作もお腹から超音波画像で監視しながら作業し、子宮内膜へのマイクロ波の照射が終われば、子宮内膜の焼き残しがないか確認するために、再びカメラで子宮内膜をきちんと観察し、問題なければ終了となります。

このとき、この手術で予想される危険性はマイクロ波アプリケーターが子宮壁を突き破り、子宮外へ出る事態です。この事故をさけるために処置中は常時超音波で画像を監視しながらアプリケーターの操作を行うそうです。

また子宮外の臓器が熱で損傷されないためには、子宮壁全層が熱で壊死しないように、手術前診察の検査の画像診断で子宮壁の厚さが10mm以上あることを確かめた患者のみがこのMEA(マイクロ波子宮内膜アブレーション)を受けることができます。

その点ではこの方法を開発されたK先生は症例がたくさんあり経験も豊富なので安心かなと思います。

午後3時半に終了して、医師が全身状態が安定したと確認したら、病棟に戻ります。このとき状態によっては、まれに引き続き人工呼吸や血圧管理が必要になればICU(集中治療室)に行く場合もありますが、私はすんなりと病棟に戻れました。

手術中や術後は痰がたまりやすく、ひどくなると肺炎になることもまれにあるみたいなので、深呼吸や咳を積極的に行うとよいとありましたが、わたしは痰がたまることはなかったです。もちろんたばこも痰がたまりやすので手術前後は禁煙しなければいけません。

病棟に戻って、家族と面会し、無事に終わってよかったねと声をかけられて、ぼーっとしていましたが、午後7時には妹が持ってきたおにぎりが食べられるくらいに回復。導尿も午後7時過ぎに外され、自分で元気にトイレに行けました

たぶん午前中に手術できれば、日帰りも可能なくらい痛みもあまりなく元気でした。

一緒にきていた夫は術後目を覚まして私と会話した後、仕事があるので地元に帰り、その代わり妹がわざわざ大阪まで来てくれて、付き添いしてくれましたが、わりと元気だったので付き添いはいらなかったかも・・・ですが心強かったのでありがたかったです。